菊竹 清訓
1928-2011
日本の建築家
黒川紀章らとともに建築と都市の新陳代謝、循環更新システムによる建築の創造を図ろうとするメタボリズムを提唱した。内井昭蔵、仙田満、伊東豊雄、長谷川逸子、内藤廣は菊竹の事務所に勤めた。
日本建築学会賞作品賞
略歴
1928( 0歳) 福岡県生まれ
1944(16歳) 早稲田大学専門部工科建築学科 入学
1945(17歳) 久留米駅舎コンペ 1等
1948(20歳) 広島平和記念カトリック聖堂コンペ 3等
1950(22歳) 早稲田大学理工学部建築学科 卒業
1950(22歳) 竹中工務店 勤務
1952(22歳) 村野・森建築設計事務所 勤務
1953(25歳) 菊竹清訓建築設計事務所 開設
1958(30歳) 自邸「スカイハウス」設計
1959(31歳) 「海上都市」「塔状都市」を「国際建築」発表
1963(35歳) 設計仮説<か*かた*かたち>の方法論 発表
1964(36歳) 「出雲大社庁の舎」設計、第15回日本建築学会賞、第14回芸術選奨文部大臣賞、第7回汎太平洋賞(AIA) 受賞
1970(36歳) 日本万国博覧会(大阪万博)「エキスポタワー」設計
1970(42歳) 日本建築学会特別賞
1975(42歳) 沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)「アクアポリス」設計
1978(50歳) 第8回オーギュスト・ペレー賞作品部門・方法論部門
1995(50歳) 早稲田大学より博士(工学)を取得(博士論文「軸力ドームの理論とデザイン」)。
1959(50歳) 早稲田大学理工学部講師
1985(50歳) 国際科学技術博覧会(つくば科学万博)マスタープランBブロック会場計画・外国館 設計
1988(50歳) なら・シルクロード博覧会 ハード担当プロデューサー
1989(50歳) 千葉工業大学教授
1993(50歳) 早稲田大学理工学総合研究センター客員教授(-1998)
2000(72歳) ユーゴスラヴィア・ビエンナーレ「今世紀を創った世界建築家100人」選出
2005(72歳) 日本国際博覧会(愛知万博)総合プロデューサー 会場計画
2006(78歳) 早稲田大学芸術功労者賞受賞、春の叙勲「旭日中綬賞」受章
2007(79歳) 第1回日本建築栄誉賞 建築文化への功績
2011(83歳) 逝去
書籍
代謝建築論 か・かた・かたち
人間の建築
人間の都市
海上都市
建築のこころ
菊竹清訓作品と方法 1956-1970
人間の環境
菊竹清訓構想と計画
現代の建築家 菊竹清訓
菊竹清訓作品集 1
菊竹清訓作品集 2
菊竹清訓作品集 3
菊竹清訓作品集 4
日本型建築の歴史と未来像
現代建築をどう読むか 日本建築シンドローム
日本型建築の歴史と未来像
博物館の未来
コミュニティと文明
コミュニティと都市
江戸東京博物館
なら・シルクロード博
都市の研究
建築を考える 1 (設計をめぐるディスクール)
建築を考える 2 (建築デザインへのアプローチ)
建築を考える 3 (21世紀の建築像)
博物館の未来
エコポリス・海岸都市 IFYA Kobe93
メガストラクチャー 新しい都市環境を求めて
循環型未来都市 サスティナブルシティ
建築以前、建築以後
マクロエンジニアリング 巨視的創造科学の方法
「アーバン・アーキテクチュア」の時代へ フランスの再開発事例検証を通して描く建築・都市の未来像
菊竹清訓|都城市民会館
菊竹清訓巡礼
新建築増刊 菊竹清訓
現代日本建築家全集〈19〉菊竹清訓、槇文彦
Kiyonori Kikutake: From Tradition to Utopia