磯崎新 
1931- 
日本の建築家
 

ポストモダン建築を牽引し、日本の現代建築を世界的なレベルに押し上げた建築家のひとり。
丹下健三研究室出身で東京計画1960に関わる。国内外で100以上の建築を設計し、著作も多数。
日本建築学会賞 RIBAゴールドメダル 朝日賞 ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞 プリツカー賞 


略歴

1931( 0歳) 大分県生まれ
1954(23歳) 東京大学工学部建築学科 卒業
1960(29歳) 丹下健三研究室 黒川紀章らと東京計画1960 参画
1961(30歳) 東京大学数物系大学院建築学博士課程 修了
1961(30歳) 八田利也(はったりや)のペンネームで「現代建築愚作論」執筆
1963(32歳) 丹下健三研究室(都市建築設計研究所) 退職
1963(32歳) 磯崎新アトリエ 設立
1967(36歳) 大分県立大分図書館 竣工 (1997- 現在アートプラザ)
1967(36歳) 日本建築学会賞作品賞(大分県立大分図書館)
1968(37歳) 株式会社環境計画 代表取締役
1969(38歳) 芸術選奨新人賞美術部門
1970(39歳) 大阪万博のお祭り広場 丹下健三と共同
1975(44歳) 著書『建築の解体』 群馬県立近代美術館 北九州市立美術館
1975(44歳) 日本建築学会賞作品賞(群馬県立近代美術館)
1980(49歳) 篠山紀信と「建築行脚」シリーズ 刊行
1983(52歳) つくばセンタービル 竣工
1986(55歳) 東京都庁舎の指名コンペ 参加 (シティホールのあり方を問う中層建築の案)
1986(55歳) 王立英国建築家協会(RIBA)より、RIBAゴールドメダル受賞
1988(57歳) 朝日賞受賞
1991(60歳) Anyコンファレンス企画 参加 (-2000)
1991(60歳) 『批評空間』誌編集顧問 (2002)
1996(65歳) 織部賞の選考委員長に就任。
1996(65歳) ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展・日本館コミッショナー (2000・2004)
1996(65歳) ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展金獅子賞受賞(日本館展示「亀裂」)
2017(76歳) 日本芸術院会員 選出
2019(88歳) プリツカー賞受賞
2020(79歳)  同済大学建築都市計画学院 名誉教授


書籍

空間へ
建築の解体
建築の修辞
手法が
建築の地層
現代の建築家 磯崎新1
現代の建築家 磯崎新2

週刊本 ポスト・モダン原論
いま、見えない都市
バルセロナ・ドローイング バルセロナ・オリンピック建築素描集
見立ての手法 日本的空間の読解
イメージゲーム-異文化との遭遇
<建築>という形式 1
磯崎新の建築30 模型、版画、ドローイング
現代の建築家 磯崎新3
現代の建築家 磯崎新4
始源のもどき-ジャパネスキゼーション
磯崎新の仕事術 建築家の発想チャンネル
造物主議論-デミウルゴモルフィスム
建築家捜し
空間へ 根源へと遡行する思考
オペラシティの彼方に エッジを測量する17の対話
磯崎新の発想法 建築家の創作の秘密
栖十二
人体の影-アントロポモルフィスム
建築家のおくりもの
ル・コルビュジエとはだれか
神の似姿-テオモルフィスム
反回想 1
反建築史/UNBUILT
磯崎新の建築談議 01 カルナック神殿(エジプト時代)
磯崎新の建築談議 02 アクロポリス
磯崎新の建築談議 03 ヴィッラ・アドリアーナ(ローマ時代)
磯崎新の建築談議 04 サン・ヴィターレ聖堂(ビザンティン)
磯崎新の建築談議 05 ル・トロネ修道院(ロマネスク)
磯崎新の建築談議 06 シャルトル大聖堂(ゴシック)
磯崎新の建築談議 07 サン・ロレンツォ聖堂(15世紀)
磯崎新の建築談議 08 パラッツオ・デル・テ(16世紀)
磯崎新の建築談議 09 サン・カルロ・アッレ・クァトロ・フォンターネ聖堂(17世紀)
磯崎新の建築談議 10 ショーの製塩工場
磯崎新の建築談議 11 サー・ジョン・ソーン美術館(19世紀)
磯崎新の建築談議 12 クライスラー・ビル
建築における「日本的なもの」
アントニ・ガウディとはだれか
磯崎新の思考力 建築家はどこに立っているか
Japan-ness in Architecture
Arata Isozaki, ed. by Arata Isozaki and Ken Tadashi Oshima
日本の建築遺産12選 語りなおし日本建築史
気になるガウディ
磯崎新建築論集1 散種されたモダニズム 「日本」という問題構成
磯崎新建築論集2 記号の海に浮かぶ<しま> 見えない都市
磯崎新建築論集3 手法論の射程 形式の自動生成
磯崎新建築論集4 <建築>という基体 デミウルゴモルフィスム
磯崎新建築論集5 「わ」の所在 列島に交錯する他者の視線
磯崎新建築論集6 ユートピアはどこへ 社会的制度としての建築家 
磯崎新建築論集7 建築のキュレーション 網目状権力と決定
磯崎新建築論集8 制作の現場-プロジェクトの位相
挽歌集 建築があった時代へ
偶有性操縦法(コンティンジェンシーマニュアル) 何が新国立競技場問題を迷走させたのか
瓦礫の未来
ウィトゲンシュタインの建築

建築および建築外的思考 磯崎新対談
建築の1930年代-系譜と脈絡 磯崎新対談
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 1 ナイルの祝祭 カルナック神殿
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 2 透明な秩序 アクロポリス
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 3 逸楽と憂愁のローマ ヴィラ・アドリアーナ
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 4 きらめく東方 サン・ヴィターレ聖堂
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 5 中世の光と石 ル・トロネ修道院
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 6 凍れる音楽 シャルトレ大聖堂
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 7 メディチ家の華 サン・ロレンツオ聖堂
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 8 マニエリスムの館 パラッツオ・デル・テ
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 9 バロックの真珠 フォンターネ聖堂
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 10 幻視の理想都市 ショーの製塩工場
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 11 貴紳の邸宅 サー・ジョン・ソーン美術館
磯崎新+篠山紀信 建築行脚 12 ゆらめくアールデコ クライスラー・ビル
建築のパフォーマンス <つくばセンタービル>論争
ポスト・モダンの時代と建築 磯崎新対談
建築の政治学 磯崎新対談集
磯崎新作品集
世紀末の思想と建築
Anywhere 空間の諸問題
Anyway 方法の諸問題
季刊ja no.12 磯崎新
建物が残った-近代建築の保存と転生
建築と時間 対論 土居義岳
空間の行間
Any-建築と哲学をめぐるセッション 1991-2008
ビルディングの終わり、アーキテクチュアの始まり 10 years after any
磯崎新の建築・美術をめぐる10の事件簿
磯崎新Interviews
日本建築思想史
磯崎新と藤森照信の茶席建築談義
磯崎新と藤森照信のモダニズム建築談義
磯崎新と藤森照信の「にわ」建築談義
a+u 2020年8月号/Arata Isozaki

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