ジョサイア・コンドル
1852-1920
イギリスの建築家
日本政府の招きで御雇外国人として来日し、工部大学校造家学科教授となり、日本人建築家の育成にあたる。
日本芸術に関心を持ち、美術や建築、庭園についての著作がある。日本近代建築界の父と呼ばれる。
工部大学校の学生には片山東熊、辰野金吾、曽禰達蔵、妻木頼黄らがいた。
『鹿鳴館』 『ニコライ堂』 『三菱一号館』 『旧岩崎邸庭園』
略歴
1852 ( 0歳) イギリス ロンドン生まれ
1865 (13歳) ベドフォード商業学校
1869 (17歳) サウスケンジントン美術学校・ロンドン大学 建築学
1873 (21歳) ウィリアム・バージェス建築事務所 助手
1875 (23歳) バージェスの事務所 退所
1875 (23歳) ワルター・ロンスデール ステンドグラスを学ぶ
1876 (24歳) ソーン賞 受賞 (カントリーハウスの設計)5年契約で建築学教授職 就任
1877 (25歳) 来日、工部大学校造家学 教授・工部省営繕局顧問
1881 (29歳) 日本画家 河鍋暁斎に入門
1883 (31歳) 鹿鳴館 竣工
1884 (32歳) 工部大学校教授退官
1886 (34歳) 帝国大学工科大学講師、ドイツ出張、ロンドンにも立ち寄り
1887 (35歳) 日本に帰国
1888 (36歳) 講師辞任、建築事務所 開設
1891 (39歳) ニコライ堂 竣工
1894 (42歳) 三菱一号館 竣工、勲三等瑞宝章 授与
1904 (52歳) 東京麻布 自邸 建設
1914 (62歳) 工学博士号 授与
1920 (67歳) 逝去
書籍
造家必携
河鍋暁斎
庭造法
The Flowers of Japan And The Art of Floral Arrangement
Landscape Gardening in Japan
The Floral Art of Japan
Supplement to Landscape Gardening in Japan
Painting and Studies by Kawanabe Kyosai
ジョサイア・コンドル建築図面集 3
鹿鳴館を創った男―お雇い建築家ジョサイア・コンドルの生涯
美しい日本のいけばな
綱町三井倶楽部―J.コンドルの建築をめぐって
物語 ジョサイア・コンドル―丸の内赤レンガ街をつくった男
三菱一号館復元の記録 三菱一号館竣工記念展
一丁倫敦と丸の内スタイル―三菱一号館からはじまる丸の内の歴史と文化
旧古河庭園 和と洋が調和する大正の庭
ジョサイア・コンドルの綱町三井倶楽部
ジョサイア・コンドル
東京、はじまる