篠原 一男
1925 – 2006
日本の建築家
住宅を中心とする前衛的な建築作品を一貫して手がけ、日本の伝統的な建築様式を抽象化し,現代的な機能美との融合をはかった。清家清に師事し、坂本一成、長谷川逸子ら篠原研究室出身者のみならず、多くの建築家に多大な影響を与えた。
日本建築学会賞作品賞 芸術選奨文部大臣賞 紫綬褒章 勲三等旭日中綬章 日本建築学会賞大賞
略歴
1925 ( 0歳) 静岡県生まれ
1947 (22歳) 東京物理学校 卒業
1947 (22歳) 東北大学数学科 入学
1949 (24歳) 東京工業大学建築学科 入学,清家清に師事
1953 (28歳) 東京工業大学 助手
1954 (29歳) 久我山の家 設計
1961 (36歳) から傘の家 設計
1962 (37歳) 東京工業大学 助教授
1966 (41歳) 白の家 設計
1970 (45歳) 東京工業大学教授 (-1986)
1971 (46歳) 日本建築学会賞受賞 (未完の家以後の一連の作品)
1986 (61歳) 名誉教授
1987 (62歳) 芸術選奨文部大臣賞 受賞(東京工業大学百年記念館)
1990 (65歳) 紫綬褒章
1991 (66歳) 熊本北警察署 設計
1997 (72歳) 毎日芸術賞特別賞
2000 (75歳) 勲三等旭日中綬章 受章
2005 (80歳) 日本建築学会大賞 受賞
2006 (81歳) 逝去
2010 ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 特別記念金獅子賞
書籍
住宅建築
住宅論
続住宅論
篠原一男
超大数集合都市へ
篠原一男経由 東京発東京論
篠原一男〈2〉11の住宅と建築論
篠原一男 建築会議
アフォリズム・篠原一男の空間言説
住宅70年代・狂い咲き
建築家・篠原一男―幾何学的想像力
篠原一男住宅図面
建築のしくみ 住吉の長屋/サヴォア邸/ファンズワース邸/白の家
JA NO.93 篠原一男
Kazuo Shinohara: 3 Houses
日本の住宅遺産 名作を住み継ぐ
藤森照信 現代住宅探訪記