佐野 利器 
1880 – 1956 
日本の建築家 

耐震構造理論を体系化し、建築構造学の基礎を築いた建築家。建築学を辰野金吾に学んだ。
日本最初の鉄骨構造建築の日本橋丸善書店を設計した。


略歴

1880 ( 0歳) 山形県生まれ
1903 (22歳) 東京帝国大学建築学科 卒業
1903 (22歳) 東京帝国大学大学院 進学
1906 (26歳) アメリカ出張、サンフランシスコ大地震被害調査
1909 (29歳) 鉄骨煉瓦造の丸善書店 構造設計
1911 (31歳) ドイツ留学、欧米周遊
1914 (34歳) 帰国
1915 (35歳) 東京帝国大学 教授
1915 (35歳) 家屋耐震構造論 工学博士号 取得
1915 (35歳) 内務省明治神宮造営局参事・参与、社殿・宝物殿建設、外苑整備
1919 (39歳) 都市計画法・市街地建築物法 制定に貢献
1920 (40歳) 日本大学高等工学校 校長就任
1921 (41歳) 宮内省宮内技師 就任、内匠寮工務課長
1922 (42歳) 都市型地震に関する災害防止策 雑誌発表
1923 (43歳) 関東大震災、帝都復興院理事・建築局長 就任、関東大震災後の復興事業・土地区画整理事業 推進
1924 (44歳) 東京市建築局長 兼任、鉄筋コンクリート造の復興小学校建築
1926 (46歳) 復興建築助成株式会社 設立
1929 (49歳) 清水組 副社長 (-1932)
1932 (52歳) 新京国都建設計画 主要プランナー
1939 (59歳) 日本大学工学部長 退職
1939 (59歳) 東京工業大学教授 退職
1956 (76歳) 逝去


【MOVIE】